こんにちは、てんぱです✋
本日は豚肉とダイエットの関係について調査しました!
というのも、豚肉を食べ続けるとやせるという情報を耳にしたのです。どうやら以前林修先生のテレビ番組で取り上げられていたんだとか。

みんな豚より牛の赤身肉、です!
ということで、豚肉ダイエットが本当にやせるのか真相を調べてみました☝
本日も最後までおつきあい、よろしくお願いいたします。
もくじ
テレビ番組で話題!豚肉ダイエット
2015年に放送されたテレビ番組『林修の今でしょ!講座』で話題になった豚肉ダイエット。
そんな真面目な番組で取り上げられたということは、豚肉ダイエット、さぞ効果的なダイエット方法なのでしょう💡
そこで紹介されたダイエット方法がこちら👇
- とにかく豚肉を食べる🍖
- 豚肉を食べる量は制限なし✨
- 1口食べたら30回噛む👄
- 穀物類や果物、根菜はできるだけ食べない💡
そして、この豚肉ダイエットを続けた3人の女性が、たった1週間で3~4kgの減量に成功したんだそうです✨

豚肉を食べてダイエットに成功したというよりも、3番目「1口食べたら30回噛む」と4番目「穀物類や果物、根菜はできるだけ食べない」の効果が大きかったのでは?
という疑問が上がったものの、テレビ番組内ではその後特に「豚肉ダイエット」に触れることもなく、月日は過ぎていったのでした。
つまり、彼女たちがそれまでどのような生活をしていたかわかりませんが、健康的な食生活を心がけている人がこのダイエット方法を試しても、そこまで成果は出ないと思うんです。
しかも、豚肉ダイエットと称して豚肉を食べ続けたら太るに決まっています💦

ただ、ここまで大々的に豚肉ダイエットを番組で取り上げられたのには理由があるはず。
その理由について1つずつ検証していきますね。
豚肉にはL-カルニチンが豊富に含まれている
L-カルニチンはダイエッターが積極的に摂りたい栄養素の1つです。
まずはL-カルニチンについて復習してみましょう。
L-カルニチンとは
人体の中でも筋肉の細胞の中に多く存在する化合物。脂肪の代謝に関わりがあり、脂肪酸とL-カルニチンが結合することにより、脂質がエネルギーへと変換され、活用されます。
ちなみに、番組の中では豚肉にL-カルニチンが豊富に含まれているからダイエット中の食事におすすめ。という解説がされていました。
しかし、ご存知の方も多いかもしれませんが、L-カルニチンが多いのは牛肉🐮
こちらを見てください。
👇
出典:ILSホームページ
L-カルニチンは牛肉に最も多く含まれていて、その量は豚肉の約2倍!
豚肉にもL-カルニチンは多く含まれていますが、L-カルニチンを摂取しながらダイエットをしたいなら、豚肉より断然牛肉です。
この時点で、番組で紹介された豚肉ダイエットの内容に疑問を抱いた方も多かった様子。
中には「ダイエットしたい人たちをバカにしている!」と怒りを爆発させた視聴者もいたようです💦
豚肉には幸せホルモンが含まれている
番組では、豚肉には幸せホルモンであるアラキドン酸が含まれていることも紹介されていました。
アラキドン酸とは
不飽和脂肪酸の1つで、脳に多く含まれる物質。「考える」「学ぶ」ことに関わる脂質で、哺乳類にとっては必須脂肪酸と考えられています。また、アラキドン酸の一部は脳内でアナンダマイドに変化。アナンダマイドは幸福感をもたらす物質として知られています。
ちなみにアラキドン酸が多く含まれる食品はこちら。
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出典:日本ブレインヘルス協会

豚肉ダイエット、本当にテレビ番組で紹介するべきものだったのか…さらに怪しくなってきました💦
しかし、テレビ番組の中ではほとんど触れられなかった豚肉に含まれる「ある栄養素」は、ダイエットに一役買うようなので、ご紹介しますね💡
豚肉にはビタミンB1が豊富
「豚肉 ダイエット」で検索すると、上位に人気サイト「女性の美学」が表示されます。
ここでは、豚肉にはビタミンB1が豊富だからダイエットにおすすめという記載がありました✨
そのタイトルは『豚肉で脂肪が燃える!?ダイエット中こそ食べたい豚肉の効果』。
そう、ビタミンB1は、炭水化物の代謝を助ける栄養素。
疲労物質である乳酸をエネルギーに変える働きもあり、疲労回復効果が期待できる、筋トレダイエッターにもおすすめしたい栄養素なのです。
ビタミンB1を多く含む食品はこちら。
👇
出典:食Do!

しかし、お気づきの方もいるでしょう。
ビタミンB1は炭水化物の代謝を助ける栄養素なので、番組内の「穀物を食べないように」っていう制限は不要です。
もちろん食べすぎはいけませんが、適度にとっても特別太るということはありません。

いくら「豚肉ダイエット」をテレビ番組で取り上げたからと言って、信じ込んで実践するのは危険だなと痛感した私。
実際に番組内で紹介された豚肉ダイエットを実践し、太ってしまったダイエッターもかなりいるようです💦
ダイエット中に豚肉を食べるならこの部位!
豚肉に炭水化物の代謝をアップさせる効果があることがわかりましたが、豚肉のどの部位を食べれば効果的なのか気になりませんか。
豚肉はうまみも強くておいしい食材。少量でも満足できるので、ロースやバラなどお得な部位ではなく、「ヒレ」や「モモ」「肩」を選びましょう。
豚肉は部位によってカロリーや脂質が大きく異なります。
しかしビタミンB1の含有量はどの部位もほぼ同じ。
なので、よりカロリーや脂質が少ない部位であるヒレを選ぶのがベスト!

豚肉ダイエットよりバランスのいい食事を
なんだか、テレビ番組の揚げ足取りな感じになってしまいましたが、豚肉ダイエットで失敗しないためには正しい知識を頭に入れておくことが大切。
豚肉も上手に取り入れればダイエット効果がきたいできますが、肉をダイエット中に食べるならやはり牛肉がおすすめ。
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肉は、筋肉の材料となるたんぱく質がとれるので、筋肉をつけて代謝を上げるためにはしっかりとったほうがいい食材です。ただし、部位によっては脂肪が多く食べ過ぎると太りやすいので、とり方に注意が必要です。
出典:FYTTE
1つの食材に依存しすぎるダイエットは、リバウンドの可能性も高まりますし、栄養の偏りにも不安が残ります。
ダイエットは即効性を求めるより、長期的に挑んで「太りにくい体づくり」に取り組むのが基本。
短期間で減量して、あとは戻ってもいいというのなら、○○ダイエットという名前がつくものをどんどん利用しましょう。
しかし、もしダイエットに成功して手に入れた美しいボディラインをずっと保ちたい✊と思っているなら、バランスのいい食事をとり続けることが大切。
豚肉ダイエットに取り組むぞ✨と思ってこのページにたどり着いた方はごめんなさい。
ただ、私自身何度もいろいろなダイエット方法に踊らされリバウンドをくりかえしてきたので、同じような失敗をする人を少しでも減らしたいと思い情報を発信しています。
豚肉ダイエットをするよりも、いろいろな食品を万遍なく食べながら、適度な運動をして、恒久的な美ボディを作り上げることを目標にがんばっていきましょう✊
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回はダイエットとローストビーフの関係性をご紹介!更新情報はタマシイのダイエット公式ツイッター(@tamacblog)にてお知らせします。
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